すっかり久しぶりになってしまったブログの更新ですが、twitterがめっぽう面白くなってしまい、何となくそれだけで満足してしまいそうな感じ。それでなにかすごいことが起きたという実感はないものの、確実にネット=twitterみたいなモードになっており、2chもあんまり見なくなってしまったなぁ。ここ数カ月で一気にtwitterが変わってきた気がする、という有識者の声はなんとなくわかる気がします。俯瞰で見たわけではないのだけれど、自分の中ではいよいよ欠かせないものになってきてます。
ここ最近は特に仕事が忙しく、日々忙殺されていましたが、マスメディアについてのこれからをなんだかふつふつと考える機会が多くありました。
テレビも大好きなのだけれど、新聞記者になりたかったし、新聞びいきなので、ここ最近世間で少なからず聞く「新聞は終わった」みたいな物言いを寂しく不満に思っていて。熱くなっては周りの人に議論を吹っ掛けていました。特に新聞に批判的な意見についてすごく批判的だったというか。
そういう意見を会社の大先輩であり、ネット界でも非常に影響力のある方に生意気にもぶつけたところ、本当に誠実な対応で返事が。
簡潔に言えば、普通の生活者にとってはマスがどうとかネットがどうとかではなく、生活が楽しくて便利になるための選択肢が増えてよかったね、というだけでしかない、ということなんだから、冷静になれ、という話でした。
すんごい当たり前の話。
だけど、パキーンと目が覚めました。
専門的な知識や経験を持つこともプロをプロたらしめることだけれど、そのうえで普通の感覚、生活者感覚を持ち続けるってのはさらにレベルの高いプロフェッショナルだなぁと、本当に感服しました。
自分の中でその俯瞰、パースペクティブを持つ、使い分けることができる人になりたいものです。
もともとこだわりが強い人間なのですごく難しいのだけれど、次に目指すべき「かっこいい自分」を提示された出来事でした。もうすぐ35歳。2人の父親になるけど、今回のことはほんとターニングポイントかもしれないな。
4月 08