4月 08

35にして開眼?

ひとりごと 2010年4月8日 10:28 PM 35にして開眼? はコメントを受け付けていません

すっかり久しぶりになってしまったブログの更新ですが、twitterがめっぽう面白くなってしまい、何となくそれだけで満足してしまいそうな感じ。それでなにかすごいことが起きたという実感はないものの、確実にネット=twitterみたいなモードになっており、2chもあんまり見なくなってしまったなぁ。ここ数カ月で一気にtwitterが変わってきた気がする、という有識者の声はなんとなくわかる気がします。俯瞰で見たわけではないのだけれど、自分の中ではいよいよ欠かせないものになってきてます。

ここ最近は特に仕事が忙しく、日々忙殺されていましたが、マスメディアについてのこれからをなんだかふつふつと考える機会が多くありました。

テレビも大好きなのだけれど、新聞記者になりたかったし、新聞びいきなので、ここ最近世間で少なからず聞く「新聞は終わった」みたいな物言いを寂しく不満に思っていて。熱くなっては周りの人に議論を吹っ掛けていました。特に新聞に批判的な意見についてすごく批判的だったというか。

そういう意見を会社の大先輩であり、ネット界でも非常に影響力のある方に生意気にもぶつけたところ、本当に誠実な対応で返事が。

簡潔に言えば、普通の生活者にとってはマスがどうとかネットがどうとかではなく、生活が楽しくて便利になるための選択肢が増えてよかったね、というだけでしかない、ということなんだから、冷静になれ、という話でした。

すんごい当たり前の話。

だけど、パキーンと目が覚めました。

専門的な知識や経験を持つこともプロをプロたらしめることだけれど、そのうえで普通の感覚、生活者感覚を持ち続けるってのはさらにレベルの高いプロフェッショナルだなぁと、本当に感服しました。

自分の中でその俯瞰、パースペクティブを持つ、使い分けることができる人になりたいものです。

もともとこだわりが強い人間なのですごく難しいのだけれど、次に目指すべき「かっこいい自分」を提示された出来事でした。もうすぐ35歳。2人の父親になるけど、今回のことはほんとターニングポイントかもしれないな。

3月 08

久々の北海道

ひとりごと 2010年3月8日 11:45 PM 久々の北海道 はコメントを受け付けていません

土曜から今日まで久しぶりに北海道へ。
やっぱりいいなぁ。
酒もうまいし、目が覚めるような寒さで入る露天風呂も最高。

先に帰省していた子どもも様々な刺激に触れたらしく、2週間ぶりに会ったらなんかちょっと別人のような感じが。表情が非常に豊かになったというか。

一番の収穫は、たまたま車中でFMおたる(コミュニティFM)を聞いていたら流れてきたGARO「美しすぎて」との出会い。自称ソフトロック好きの私が今まで噂は聞いていたけれどまったく聞いてなかったGARO。一発でK.Oでしたね。「なんだこのA&M感!村井邦彦感!」と、大興奮。わざわざFMおたるに電話して、「い、今の曲だれのすか!?」と問い合わせてしまったほど。明日絶対ベスト盤を買いに行こう。日本の70年代ってのはホントすごい時代ですね。奥深いわ〜。

GOLDEN☆BEST/GARO アンソロジー 1971~1977
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そうそう、ツイッターやってるとついブログ更新するのが億劫になってしまう感じ。
もともと意味ねぇ〜バカでぇ〜なメールとか文章を書くのが好きな私にとって、ツイッターはかなり中毒性の高いものです。そのせいか、iPhoneばっかりいじってていい加減奥さんに怒られてることもあり、今後はちょっと控えようかなぁ。でもついいじってしまうんだよなぁ。

2月 14

うまくいった

ひとりごと 2010年2月14日 11:54 PM うまくいった はコメントを受け付けていません

当初はあまり頻繁にブログやらないつもりでしたが、そこそこ楽しくなってきましたので、トップページをブログ最新投稿に変えました。
twitter連携もうまくいきましたね。よかった。wordpressってのはほんとすごい。昔のMTしか知らなかった私にとっては驚異。

ずっとトップに鎮座ましましていたおかいつ、まやちゃんのニュースに変わる新しい作品を作らねばなりませんね。

実は…!またみなさんに新しい作品を聞いていただける話があり、取りかかり始めておりますが、お話しできるのは数カ月先の話になりそうです(長っ!)

しばしのお待ちを。

それにしても嫁、子が寝静まったあと、心置きなくmacいじるのは楽しい。
本来私は相当に自己愛・好奇心が強い人間なので、制約があるほどにそこに没頭している時のカタルシスたるや。

そういえば子ども関連で発見したこと。

近所の小学6年生の女の子が卒業の思い出に友達4人と町内ボーカルコンテストに出るので、アドバイスを、と依頼されましてん。彼女はCMソングのデモ歌手として大変私を助けてくれてるのでこりゃ恩返ししないと、ということで。一度我がスタジオへ全員招集したのですが、関西の女の子は6年生ともなると4人集まったらもうおばちゃんみたいでおもろかったです(笑)。

で、どうせなら優勝させたい!ので、いっちょ気合を入れて既存曲をコーラスアレンジしてオケを作ってあげるってことをやろうとしたんです。つわりで完全ダウンの嫁さんに子どもがまとわりつかないよう、自分の膝の上に子どもを乗っけてウーアーウーアー3声のハモリを録音していたのです。すると、僕が本イキで歌うと子どもはすやすや眠ってしまうんですね〜。これは面白かった。可愛かった。僕も気持ちいい音楽を大音量で聞いているとものすごいリラックスして寝てしまうので。お腹の中にいるときによく歌ったりギター弾いて聞かせたりしていたからかな。

実際に録音を聞いてみると、ぜんっぜんヘタクソで萎えました。これまでもレコーディングではコーラス録りは何べんもやってきましたが、結局自分の得意な音域でしか歌ってないのでうまくごまかせてきたわけです。ところが自分が歌い慣れていない音域で、身体に馴染んでない5度上とかのコーラスを歌うと、どうしても歌い出し数msぐらいが音程を探してしまい、気持ち悪いゆらぎが生まれてしまう。それとベースがずっとシャープしちゃう。ベースがしまらないと、なんぼ重ねても綺麗にコーラスしないんですよね。あと2,000年かかっても達郎さんの域には達せないなぁ!しかしながらこの一人多重録音コーラスは今後も自分を鍛えるために続けていこうと思ってます。譜面を読む練習にもなるし。

今週末は一曲作ろうと思ったのですが、どうしても嫁の体調不良からくる家事、子どもの面倒で無理でした…。
ぼんやりとした音のイメージはあるのだけれど、びしっときまる歌詞のテーマが見つからないんだよなぁ〜。

今日は昼間少しだけ家族で散歩。
子どもがどんどん遠くに歩いて、勝手にその辺の木の葉など延々とがさがさやってやってる小さな背中を見たらちょっとじーんとするものが。
安全なスペースなので離れて見ててても安心なのですが、そんなに離れて自分の子どもが一人で何かをしているのを見るということ自体がなかったので、すごく不思議。
自分の父親もこんな気持だったのかと。

ビール飲みつつ、あとちょっと一人の時間を楽しもうっと。
ついに子どもも2人になるということで近日ミニバンユーザーとなります。納車がタノスミダ。
どうせならまだ全然しらない関西圏のいろんなところへ家族でロングドライブしたいし、車中泊キャンプも最近は流行っている?ようなのでそのあたりの情報をネットで調べてると至福。

と、完全に明日からの仕事について現実逃避モードなのでした。

2月 14

twitterとの連携

ひとりごと  9:54 PM twitterとの連携 はコメントを受け付けていません

ツイッターツイッターとかまびすしいですが、一応私もやっております。
suzukitakamari
までフォローしてやってください。

しかしこれやってみると結構はまってしまい、ずっとiPhone握りしめちゃって、つわりで苦しむ奥さんに白い眼で見られるものです(笑)。
あ、そうそう、2人目ができました。

なんとなくトモダチコレクションみたいですよね、twitterって。
ぼくはもっぱらiPhoneでやってんですけど、この中に小さなキャラクターたちが住んでるような感じがします。

懸念点はブログの更新を余りやらなくなってしまう点。だからtwitterで書いたものがブログに反映されるとメチャ助かります。
それをぜひやりたい。

まずは、この投稿がtwitterに反映されるかどうかをテスト。

1月 31

地獄からの帰還

ひとりごと 2010年1月31日 1:23 AM 地獄からの帰還 はコメントを受け付けていません

地獄でした…。

ウィルスにやられましてん(上方落語風)。

それは子どもの突然の吐瀉から始まりました。そんなこと一回もなかったのでかなり慌てたのですが、なれないものをたべたのか、風邪の可能性もあるな、などと思ったものの、その日一晩は様子を見ようとだけ考え、たいしたことしなかったのですが…。

これが今思えば地獄の始まり。

子どものウィルス性胃腸炎は吐瀉物とか便から強烈に感染するのです。
そんなの知らなかったから、まぁ、片付けるために手で触る触る。というかそうせざるを得ないのだけれど、もし知っていたらもっと念入りに手を洗うとか、あるいはマスクをして処理する(あんまり意味ないかもしれないけど)とかが出来ただろうなぁ。

翌朝いつも通り起きて、子どもの様子を奥さんに聞くと、「まぁ大丈夫だった…けど私が猛烈に気分が悪い!」と言っていきなりトイレに駆け込む始末。ここで初めて「あっ?!」と思いました。それからはもう上から下から大惨事(失礼)。あまりに具合がわるいので、近所の一時保育に預けて欲しいと這々の体で頼まれて、出勤前に車で保育所に連れていく途中、妻から電話。ノロウィルスが流行しているのであまり連れてこない方がよい、と言われたのでやっぱり連れて帰ってきて、とのこと。連れて帰ると、もう妻が完全に伏せってしまっており、子どももなんとなく元気が無いのと便も相変わらず淡くすっぱい匂いで、これはちょっと様子を見ようと、午前半休。

で、12時ぐらいになったら妻がいよいよ様子が悪くなってきて、こりゃ全休しないといかんかもなぁ、と思っていたら…

「おれも…き、きもちわる…OPP(おなかピーピー)になってきた…」

ここからはほんとしんどかった。子どもだけが唯一機嫌よくなってきたものの、親二人がほんとふらふらげろげろぴーぴーで、水も飲めず。

とりあえず病院にいくしかない!と一歩も動けないという妻をたたき起こし、車に乗せて慌てて病院へ。病院って午前中か夕方しかやってないところが多くて(泣)。ネットで検索して14時に開いている病院を調べ、行ってみたわ良かったけれど、なんと14時OKなのは土曜だけ。つくづく緊急事態時は電話もしないといけないなぁと痛感。そこから慌てて再度調べ直し、やっと確実に開いているところを確認。

病院にいったところで妻は完全にダウン。待合の長椅子に横たわってこらえていたが、診察室に入った途端、ヴォミット。立ってられないぐらいで車椅子に乗せられてそのまま処置室で点滴。

僕も一緒に診察してもらいましたが、お医者さんから「ノロですね」の一言。「うわ〜!やっぱりそうか!」と。何をしてもらえるわけでもなく整腸剤とか解熱剤とか吐き気止めなどをもらうにとどまる。

僕は吐き気よりも熱がガンガン上がってきておそらく39度ぐらいになっていたと思いますが、その間、車で子どもと待機。チャイルドシートに固定しとかないともう無理なので。後部座席でぐずる子どもにiPhoneで適当な動画を見せてあやしながら、猛烈な寒気に襲われつつ妻の帰りを待つという地獄。

結局妻は2時間以上点滴していたが、それでもまだ具合は治らず。
なんとか家へ帰ってきたときはもう18時ぐらいになってました。

リビングも寝室もぐっちゃぐちゃで、それでも何もできず、妻と子を寝かせて(また寝ないんだ、これが)、それから自分も臨戦態勢。ウィルスが体内にいるなら、いつもの体内灼熱オーブンレンジ式殺菌法や!と、めちゃめちゃ厚着をし、どてらまで着込んで布団へ。ガチガチ震えながらしばらくしていると寒気がうすらいで熱くなってくる。

ここから思い出せませんが、なーんか変な夢にうなされては3時間感覚ぐらいで目を覚まし、体をタオルで拭いてシャツを着替えてまた着込んで汗だくになって、の繰り返し。熱の時ってほんと夢かうつつか分からないような気持ち悪い感じになるよなぁ。

で、はっとめが覚めると朝8時。

熱は36.6度に下がる。よし!いつも僕はこれでほとんどなおってしまいます。
でもまだOPP状態は変わらず、食欲もまったくなし。

妻は…まだまだ全然治らず。子どもはニコニコ。

この日は大切な東京出張があったのに飛ばさざるを得ず。
関係各位に大変ご迷惑をおかけしました…。新潟のライブを骨折で飛ばした以来の大失態でした。

それでもまだ僕が7割復活したのでこの日は大分マシ。
妻はまた別の病院に点滴に。

翌朝はもう会社に行けるぐらい復活しましたので会社へ。
朝に食べたおかゆがうまかった!こんなにうまいもんはないってぐらい。

会社に行くとみんなから心配されつつも「いやっ!ちかよらないで!」といじめられたので、「くそっ!テロルを起こしてやる!」と追いかけまわしてやりました。でも、ほんとやだよね(笑)。

溜まりに溜まった月末の精算処理を慌てて行い、昼飯にカレー。インドの人がカレーを食うのは体内殺菌のためだ、というほんとなのか分からないが説得力はある話を聞いて。

午後は六甲へ。六甲ライナーっちゅうのに初めて乗りました。それから直帰。帰りに新大阪を通ったら、なんだか大混乱していて。
駅の売店でもThis is itを売っているのを見て笑う。買ってこましたろ、と思いましたがブルーレイ版が売ってなくて後日に見送り。

家に帰ると妻も復活。やっと平穏が訪れ、安心。

いやー、ホントきつかったです。

お子さんいらっしゃる方は気をつけてくださいね。医学書などに書いてある典型的な症状でしたからね、我が家は。他の先輩にきいても、かなりの人が経験しているようです。こどものもらっちゃって酷い目に遭うというのも。

このシーズン、子どもが下痢していたり、突然戻したりしたら、まぁ疑った方が良いでしょうね。そしてめちゃめちゃ気をつけて手洗いなどを。血液感染とか空気感染とかじゃなくて、糞口感染(!)っていうらしいです。つまりおむつ替えたりしてるときに気がつかないようなところに付いてしまって、それが知らずに口に入ってしまうという。

今日は、平穏を取り戻したことを祝してトンカツ屋さんへ。テレビでトンカツ屋さん開業ドキュメンタリーをやっていたので(笑)。うまかったぁ。

This is itも無事購入。
途中まで見て眠ってしまったのでいまから見てきます。

ここまでの感想でしか無いのだけれど、多くの人がThis is itをみて感じたのって「あ、マイケル・ジャクソンってほんとに歌とかダンスとかがすごい人だったんだ」という気持ちなのではないでしょうか?熱烈なフアンはおいておいて、殆どの人にはスキャンダルや荒唐無稽な行動ばかりが第一に来て、肝心のパフォーマンスや才能については置き忘れてしまっているような気がしました。
僕も恥ずかしながらjackson5は大好きで、中学生の頃にSmooth Criminalとかが流行ったところまでは見てましたが、それ以降は全く追っかけてなかったので、今回This is itを観て、彼の凄さを再認識。CGとかこれだけ見慣れてしまってると、彼のダンスとか歌とかを、合成とかしまくってるんだろなぁと勝手に思っていたのですが、全部ほんとに踊れちゃうし歌えちゃうんだ(笑)という新鮮な驚きがすごい!あんな事できる人いないわ。マイケル・ジャクソン風、というのが存在しえないのがほんとすごい。音楽もリハの様子をふんだんに観れるのだけれど、ちゃんと生でやってる(笑)。クリック聞いてるのかなぁ?ちょっとわかりませんが、いきなりマイケルの口カウントで演奏始めたりしているので聞いてないのかもしれませんね。それにしてはリズムがすごいソリッドで、ライブ感がないほど。音の質感、特にリズムの質感は昨年出たスティービー・ワンダーのライブDVDと近いものがあって、2010年式R&Bの最先端ってこういう感じというのを確認。

さ、ビール飲みながら続きを見よう。映画館で見たらもっと良かっただろうなぁ。

そうそう、子どもが彼のダンスを見ながら足をバタバタして一緒に踊ろうとしていたのが可愛かったし、なにかこの人のすごさを感じた一瞬でもありました。

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